東アジア地域における酸性雨問題に関する普及啓発活動

独立行政法人 環境再生保全機構「地球環境基金」とは?

地球環境基金は民間団体の環境保全活動への資金の助成や、その他の支援を行い、環境保全活動に向けた国民的運動の発展を図ることを目的として1993年に設立されました。

1.活動の背景と目的

東アジア地域は、近年急速な経済発展に伴う大気汚染物質の排出量の増大により、将来、大気汚染や酸性雨による生態系等への著しい悪影響が生じることが懸念されています。
当活動は東アジアの国を対象に、酸性雨研究センター(現:アジア大気汚染研究センター)と協力し、対象国の民間環境保全団体等と共同で啓発用冊子を作成し活用を図ることにより、対象国の一般市民レベルでの酸性雨対策への理解及び対策への取り組み活動を支援します。

2.2003年度の活動実績

1.委員会等の開催・運営

・酸性雨問題啓発委員会 (2003年7月4日、11月20日、東京)

本活動全体を統括的に企画し調整するため、国内に関係分野の専門家からなる委員会を設置し、当委員会の指導を得ながら本活動を実施しました。

・環境教育用プログラム開発・作成ワーキンググループ (2003年7月4日、11月20日、東京)
酸性雨問題啓発委員会の下に国内作業部会(WG) を設置して、インターネットを利用した酸性雨問題に関する環境教育用プログラムを開発・作成の作業を進めました。(英語、日本語)

2.啓発用冊子の作成

・合同企画運営委員会 (2003年10月24日、モスクワ(ロシア))

ロシアの酸性雨問題に関する生徒用啓発冊子を作成のために、モスクワで当委員会を開催しました。生徒用啓発冊子(A4版、16頁、カラー、ロシア語、8,000部)を作成しました。

3.モンゴルでの国内啓発ワークショップの開催支援

・啓発ワークショップ (2004年2月14日、ウランバートル(モスクワ))
モンゴルの国内で行なわれた酸性雨問題の啓発に係るワークショップの開催を支援しました。

4.普及啓発国際ワークショップの開催

・第4回普及啓発国際ワークショップ (2003年12月19-20日、新潟市)

<参加者>

<概要>

ロシア、モンゴル、中国、日本、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオスの啓発事業実施関係者一般市民、NGO、小学校児童等約340名

(第一部)各国からの普及啓発活動等に関する紹介及び質疑応答、普及啓発活動促進のための討議並びに総括のための発表が行なわれました。

(第二部)専門家による基調講演、小学校児童による環境学習成果発表等の後、小グループに分かれての討論及び討論結果の発表が行なわれました。

3.2004年度の活動計画

実施予定年月

内     容

2004年 7月

第1回酸性雨問題啓発委員会(国内)の開催

10月

カンボジアでの合同企画運営委員会の開催(日本・カンボジア合同)

ロシア国内での酸性雨問題に関する普及啓発ワークショップ開催

12月

第2回酸性雨問題啓発委員会(国内)の開催

2005年 1月

第5回国際普及啓発ワークショップの開催(1月28日、29日 朱鷺メッセ)

カンボジアの酸性雨問題に関する啓発冊子の完成