浄化槽法

 皆さんは浄化槽についてどれだけご存じですか?浄化槽から出る排水は、河川及び海・湖沼に放流し、
場合によっては水源等として利用されます。
 汚水をきれいな水にして河川等に放流する為、浄化槽は大切な働きをするわけです。
ですから使った水をきれいにして、河川や海に戻すには、浄化槽を設置しなければなりません。
また、浄化槽は微生物の働きを利用して汚物を浄化しています。微生物は非常にデリケートですので浄化槽を設置しただけでは良いと言うものではなく、使い方、維持管理が適切でないと、地域の水環境に悪影響をおよぼす可能性があります。
そのため浄化槽法では、浄化槽の保守点検、清掃を行う義務及び法定検査を受ける義務などを
設置した管理者に課しています。

浄化槽法定検査

浄化槽法定検査には2種類の検査があります。

浄化槽検査 風景

1)7条検査(設置後の検査)

 新しく設置した浄化槽は、使用開始後6ヶ月経過したら浄化槽法第7条検査に基づく法定検査を受けなければなりません。浄化槽の設置されている状態及び槽内部の稼働状況、水の流れの状況等や浄化機能の目安になるBOD(生物的酸素要求量)等の水質検査、また使用開始時に行った保守点検の記録等を参考とし、専門的見地から検査を行います。

2)11条検査(定期検査)

 21人槽以上の大きな浄化槽の設置している場合、または市町村から補助金を受け設置した小型合併浄化槽の場合は、7条検査以降毎年1回定期的に検査を受けなければなりません。
浄化槽の設置されている状態及び槽内部設備の稼働状況、水の流れの状況、悪臭の発生や槽内の酸素量等の水質検査、また保守点検及び清掃の記録を参考とし、専門的見地から検査を行います。

活性汚泥沈殿率測定 風景

 また、これ以外の浄化槽を設置されている場合は、新潟県浄化槽放流水質指導要網により毎年1回、
浄化槽からの放流水の水質検査を受けなければなりません。

 以上の浄化槽法定検査は、定期的に行う保守点検業者の維持管理(保守点検、清掃)とは別です。
維持管理も必要ですのでお間違いのないようお願いします。