湿原を彩る

 春にはミズバショウが咲き誇る湿原は、夏にはヨシが群生します。
この広いヨシ原がいもり池の特徴の一つです。コスモス園やひまわり畑のような派手さはありませんが、
ちょっと気を付けて探してください。季節により様々な花が姿を見せます。

(写真:ヨシ原から妙高山を望む)

春(5~6月)に見られる花々

『ミズバショウ』ご存じ、湿原の春を知らせます

『ミツガシワ』ただいま池の中心に向かって拡大中

『サワオグルマ』
春早くのヨシ原を黄色い花で彩ります。

『ズミ』
遊歩道沿いに多く、白からピンク色。別名コリンゴ

『タニウツギ』遊歩道沿いです。

『レンゲツツジ』遊歩道沿いです。有毒注意

初夏(6~7月)に見られる花々

『ノハナショウブ』梅雨時に咲く紫の花

『ミズチドリ』なかなか見られません

夏(7~8月)に見られる花々

『サワギキョウ』群生するのでよく目立つ

『クサレダマ』レダマという木に似た花を付けます。

『アカバナ』ヨシの足下で赤い花

『ドクゼリ』
白い小さな花がまとまって咲きます。有毒注意

秋の花と番外

『アキノキリンソウ』遊歩道沿いに見られます。

『オオヨシキリの巣』 広いヨシ原で子育てをするそうです。おじゃましないように

ミズバショウの花びらはどこ?

 湿原といえばミズバショウと、すっかり有名になったミズバショウですが、花びら(花弁)はどこでしょう?
花はいくつあるのでしょう?
 一般に花は、普通外側から緑色をした苞(ほう)があり、次いで萼(がく)があり、花弁があってその内側に
オシベがあって、中心にメシベがあるのが最もポピュラーな構造です。ミズバショウの大きく白い花びらの様に
見えるものは、実は苞であり(仏炎苞といいます)、真ん中にある黄色い棍棒のような肉穂のまわりに、
2~3ミリの小さな花が数百個も集まっているのです。その小さな花のひとつひとつに、緑色をした4枚の花弁と
4本のオシベ、その中心に付け根の子房の部屋が2つあるメシベがあります。
 したがって、ミズバショウの花はひとつの花ではなくて、多くの花が集まったものです。
次に見る機会があったら、ぜひ確かめてみてください。

『ミズバショウの群生地(いもり池)』

『ミズバショウの花』