

採用情報
先輩の声
当センターで活躍する若手職員の声を紹介します。
⼯学部 バイオ化学⼯学科卒
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センターを選んだ理由は
私自身が上越市で生まれ育ったこともあり、上越市の豊かな自然や地球環境の保全・維持に携わる仕事がしたかったからです。設立から約半世紀という長い間、近隣の方々だけではなく他の地域からも信頼されている検査機関であることを知り、そんな恵まれた環境に身を置き、生まれ育った上越に貢献したいと思い上越環境科学センターを選びました。
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現在行っている仕事は︖
入所後、石綿分析の業務に2年間携わり、その後3年間ばい煙測定業務に就きました。今はまた主に石綿(アスベスト)の分析・調査等の業務を行っています。建物の改修や解体工事等を行う前に、必要に応じて建材に石綿が使用されているか調べる必要があるのですが、多くの石綿含有建材はその含有率が0.数パーセント~数パーセントと少なく、肉眼ではほとんど判断できません。そこで加熱、酸処理等を行った試料を顕微鏡やX線回折装置を用いて分析を行い、石綿の含有・非含有を総合的に判断しています。


A.K. ⼊所5年⽬
農学部 応⽤⽣命化学科卒
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センターを選んだ理由は
大学で化学系のことを学んでいたのでそのことを仕事にしたいという思いと、地元に貢献できる仕事がしたいという思いがありました。センターでは、地元上越の環境を守る仕事ができると思い入所を決めました。
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現在行っている仕事は︖
私の所属する検査一課は工場排水や環境水・産業廃棄物・土壌中の分析を行っています。様々な項目がありますが、私はPCBや揮発性有機化合物を担当しています。前処理からガスクロマトグラフ質量分析計などでの測定・パソコンを使っての解析・結果の算出まで分析の一連を担当しています。
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やりがいは︖
分析の仕事は毎日決められたことの繰り返しではなく、自分で考えながら工夫する場面も多くあります。 特殊な試料について普段とは異なる処理が必要になったり、今までセンターでは実績がなかった分析ができるように検討したりといったこともあります。このようなことに対応した際はやりがいが感じられます。
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将来の展望は︖
入所してから今まで有機系の分析を担当してきました。まだまだ分からないこともたくさんあるので、さらに知識をつけていきたいと思いますし、他の分析にも携わり環境分析全般のことを良く知っていると思ってもらえるような職員になりたいです。


Y.K. ⼊所2年⽬
自然ガイド・環境保全学科卒
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現在行っている仕事は︖
所属する計画調査課では主に猛禽類と昆虫類の調査を担当しています。 猛禽類の調査では望遠カメラを使用した定点調査や、山に入り猛禽類の巣を探す営巣木調査を行っています。昆虫類の調査では高山蝶のラインセンサスや、昆虫類の走光性を利用したライトトラップ、地表徘徊性甲虫をターゲットとしたピットフォールトラップなど、調査対象種に合わせた様々な手法で調査を行っています。
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やりがいは︖
調査中に貴重な昆虫を発見した時や、猛禽類の定点調査でクマタカ等の写真を撮影できた時は達成感があります。センターでは調査から報告書の作成まで一貫して行うことも多いため、自分で作成した報告書が完成した時はやりがいを感じます。

