食品・衛生検査 食品・衛生検査

食品・衛生検査

食品・衛生検査

食品中の成分、食品添加物等の分析

<食品検査項目について>
食品や添加物の安全性の維持・管理をお手伝いいたします。

一般成分 添加物 ビタミン類
水分 安息香酸 レチノール
水素イオン濃度 ソルビン酸 β-カロチン
蛋白質 ビタミンB1
食物繊維 サッカリン ビタミンB2
脂質 ビタミンC
灰分 ビタミンE
酸価
過酸化物価 リコピン
有機酸
糖質
カロリー
遊離アミノ酸
食塩

★その他の分析項目についても、ニーズにお答えいたします。

<食品中の残留農薬分析について>
野菜・果物などの残留農薬の分析を行ないます。分析対応農薬及び料金等は、お問い合わせ下さい。

主要分析機器

サルモネラ菌やノロウイルスなどの細菌・微生物の検査

<食品中の細菌・微生物などの検査について>
細菌や微生物は食品の製造工程をはじめ、私たちの日常生活に広く関わっています。
特に発酵食品の製造に微生物をもちいることは、微生物の代謝様式の一つである発酵作用をうまく利用した食品の製造技術の一つです。しかし細菌や微生物の中には有用なものばかりではなく私たちの日常生活を脅かすものもあります。
夏場を中心として発生する魚介類などによる食中毒は、病原性のある細菌により引き起こされます。また、病原性のない細菌・微生物であってもこれらが食品中に混入していると、食品の劣化を引き起こす原因となる場合があります。食品の衛生管理は食材の鮮度から始まり摂食するまでのいろいろな要素が影響します。

当センターでは新潟県食品衛生協会推奨検査機関として食品、食材の細菌・微生物検査をはじめ、食品製造に関わる調理器具や従事者手指の拭き取り検査等も実施し、食品衛生及び食品製造技術の向上に役立ちたいと考えています。

<腸内細菌検査について>
衛生管理は施設や環境の保全だけではなく、従事する人の健康管理も重要なポイントとなります。当センターは主に給食関係、水道事業関係などに従事される方の衛生管理を目的として登録衛生検査所を、行政当局の指導を受けながら平成元年9月に新潟県知事の許可を得て業務を開始しました。
検査内容は食中毒原因菌であるサルモネラ、赤痢菌、腸管出血性大腸菌O-157などの検査を実施しています。

<ノロウイルス検査>
ノロウイルスは非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、主に11月から3月にかけて発生件数が増加します。
ノロウイルスの感染源は、二枚貝による主な食中毒と、感染した食品取扱者などを介して別の食品が汚染されることによる二次感染が原因となっています。
当センターの検査方法は、リアルタイムPCR法により実施しています。

レジオネラ検査

浴槽水や冷却水(冷却塔)にレジオネラ属菌が繁殖すると、これらの水の吸入や吸飲により、肺炎(レジオネラ肺炎)等を起こすことがあります。
これらのレジオネラ菌からの疾患を予防防止するために、当センターでは、浴槽水や冷却水、プール水等のレジオネラ検査を行なっています。
レジオネラ菌の検査は、レジオネラ防止対策指針に基づき、浴槽水などにいる細菌をフィルターに吸着させ、レジオネラ菌以外の細菌を抑制した後、培養と言われる操作を行い、レジオネラ菌であることを確認するために、顕微鏡で観察したり、血清型試験と言われる検査を行なって、レジオネラ菌の数を調べます。