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色度・濁度自動測定装置

色度・濁度とは

色度とは、水中に含まれる物質が呈する類黄色ないし黄褐色の強さをいいます。有機物による懸濁物質や鉄、マンガンなどの金属が多く含まれることによって値が高くなります。また、地下水や河川水などフミン質を多く含んでいる場合、水は黄褐色に変色します。濁度とは、水の濁りの程度を示すものです。土壌その他浮遊物質の混入、溶存物質の化学的変化などにより変化します。また、地表水においては、降水の状況などによって大幅な変動を示します。

  • 色度・濁度自動測定装置

原理・特徴

水道法・上水試験方法・JIS規格に準拠した測定装置です。色度は透過光測定法、濁度は積分球式光電光度法の測定方法を採用しており、正確・高精度な色度・濁度値を同時且つ瞬時に測定できます。特に濁度は積分球方式のため、検水が着色していてもその影響を受けにくい特徴があります。

用 途

上下水道・工業用水の管理、化学・食品・医薬品用と広い分野に使用されています。当センターでは、主に上下水道、環境水等の色度・濁度の検査に使用しています。